2021-03-30 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
○伊藤孝恵君 まさにそこで、先ほど私は国際競争力が最低ですよなんてちょっとネガティブな文脈で語ってしまいましたが、果たして、じゃ、その国際一辺倒、そういう成長一辺倒ではなくて、賢くシュリンクしていくという日本をつくるんだでもいいと思いますし、とにかくやっぱり、国づくり、人づくりというものと教育というのが連動しているのか、そういった大臣の教育観、教育のビジョンというのを問いたかったところであります。
○伊藤孝恵君 まさにそこで、先ほど私は国際競争力が最低ですよなんてちょっとネガティブな文脈で語ってしまいましたが、果たして、じゃ、その国際一辺倒、そういう成長一辺倒ではなくて、賢くシュリンクしていくという日本をつくるんだでもいいと思いますし、とにかくやっぱり、国づくり、人づくりというものと教育というのが連動しているのか、そういった大臣の教育観、教育のビジョンというのを問いたかったところであります。
要するに、これまでの成長一辺倒の社会から、成長とまた心の豊かさといったものが調和をしていく成熟社会に私は入っていくべきであり、また、そのために大きく発想を転換しなければならない、まさに令和、ビューティフルハーモニーでありまして、そうした非常に象徴的なこの元号の名前も含めて、総理はこの令和という時代をまずどのように、大きく、済みません、通告はしていないんですけれども、この大きな捉え方、どのように感じていらっしゃるのか
経済成長一辺倒では格差が生じます。社会の実態に目を凝らせば、かつての高度経済成長期と比べ、社会構造が大きく変わっています。少子高齢化が進み、働いて賃金を得て生活する人ばかりでなく、年金等で生活を支える人々も増えました。生活者の目線で経済成長の果実を適切に分配し、希望が行き渡る社会を構築していくことが持続可能な経済成長の基盤ともなります。
しかし、やはり成長一辺倒という誤解がありはしないか、総理のお考えについて。ですから、成長させて、それを分配につなげる、さらに好循環としてしっかりとまた成長力の強化に努めていく、こういう趣旨だろうと私は思いました。 総理のおっしゃるアベノミクス、そこについて、成長と分配、この好循環について総理からわかりやすく御説明をお願いいたしたいと思います。
私は、この戦後七十年、確かに平和が守れたということはありますが、経済成長一辺倒で、ある意味自分の国を自分の手で守るということを少し置き去りにしてきているのではないかというふうに思うんですね。 きょうは、そういう観点からしっかりとした議論をさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。 さて、総理、総理がアメリカの議会でスピーチをされました。ある意味大変好評だった。
ドイツでも同様に乗り入れ禁止の都市が見られておりますが、正に市場メカニズムでは都市の成長が持続できない、サステーナブルシティーにはなり得ないとして、経済成長一辺倒の考え方をちょっと非難している部分があるんですが。
それは経済成長一辺倒だけではどうもいかぬ、つまりは持続可能な成長が必要だということになってきたわけであります。しかし、この持続可能な成長というものは中国にとっては政治安定ともかかわってまいります。余りにスピードを落とすと経済成長が鈍化すると、そうすると政治不安のもとになるわけであります。
これまでの成長一辺倒でなく、成熟した社会における真の意味での豊かな社会を構築し、そしてその社会を持続させていくためには、その時代時代の社会環境に適合するようにライフスタイルも変えていくことが極めて重要であると考えるものであります。
公害という名で空がよどみ、ぜんそくが広がったり、あるいは水俣病ということが起きて、高度成長一辺倒の社会を転換させていく象徴的な出来事が環境庁のスタートだった、このように思います。 さて、本日の質問は、環境庁とは何か、環境行政とは何かということをあえて正面から問わせていただきたい、こういう趣旨であります。
すなわち、従来の経済成長一辺倒の社会構造を改め、個々の労働者がゆとりある生活を享受し、家族的な責任をよりよく果たすためには、労働時間の短縮が必須であります。このことは、前川レポートを初めとして、つとに指摘されてきたところであります。
私自身も、昨今の流れとしての、ある種の環境問題への流行的な取り組みということではなくて、町づくりを新しくするとか、あるいは住民参加型の社会をつくるときに、今までの成長一辺倒という路線ではなくて、むしろ都市の場合なんかは特に成長管理的な色彩がアメリカ等からも入ってきているようであります。
経済成長一辺倒で米国の市場を頼りに輸出主導型の成長経済を歩んできた我が国が、巨額の貿易黒字、本年は一千三百億ドルとも言われ一千四百億ドルとも言われ、経常収支においても一千億ドルではないかというふうに言われているわけですから、そういったものを背景にさまざまな経済摩擦を生んできた。
○海部内閣総理大臣 いろいろお述べになりました環境の問題に関しましては、私どもやはり経済成長一辺倒で来なければならなかった戦後の一時期と比べて、今日は人間生活というものを大切にしていかなきゃならぬ、先生のお言葉をかりると地球にやさしい環境というのですか、そういうように環境問題というものは人間生活というものを大切にしていくという面からも考えていかなきゃならぬ重要な問題であって、出てまいりますごみの種類
経済成長一辺倒の施策により健全な経済を阻害し、金融機関の公共性を度外視した融資、財テク活動を野放しにしてきたことも挙げられます。土地神話は自民党政府が生み出し育てたと言えます。 総理が本当に土地問題に取り組む決意があるなら、まず土地神話を打ち破ることを内閣の第一の課題に掲げ、東京に需要をつくらず、東京の需要を減らすことを目指すべきであります。
こういうことから、やはり林野庁だけの力で今後日本の松を守るという考え方じゃなくて、関係官庁との協力体制、最も一番根本は日本経済の高度経済成長一辺倒で来たところから起きた問題でありますけれども、その辺もよく検討されて、単なるマツクイムシ説にこだわらないで、今後一層の原因究明に取り組むと同時に、具体策を考えていただきたいと思います。
先生のおっしゃったように、成長一辺倒的な金融構造というものがなくなるのではないか。これは実体経済がありまして金融がついていく面もございます。ございますというか、そちらのほうが大きいわけで、金融が、実体経済を引っぱっていく場合もありますけれども、どちらかといえば、実体経済の変化に応じてそういうことは是正されていくのだろうとは思います。
というように所信表明の中で言われておりますけれども、一体大企業中心、輸出第一主義という経済成長一辺倒の政策の中で、はたしてどれほどに公害のない緑のあふれた国土を回復できるのか、私はいささかの不安を禁じ得ないわけであります。 たとえば、列島改造が打ち出されて以来、地価はどんどん上がり、庶民からマイホームの夢を奪ってしまいました。
わが国の六〇年代の教育政策がいかに経済成長一辺倒となり、今日の各種のひずみの発生原因をつくったかが教育の面でもよく実証されていると思うのであります。今日、米国、英国、西ドイツ等は国の教育費支出を急激に増大しつつあります。わが国の七〇年代の目標は、教育、学術を振興し、文化、文明の領域においてこそ、世界の指導的地位に立つことを心がけるべきではないでしょうか。
これは経済の高度成長一辺倒である池田内閣が、物価の騰貴は成長政策に当然起こってくるものだと言わぬばかりの楽観論のもとに予算案を編成し、財政投融資計画をつくり、物価問題に真剣に取り組まないからではないでしょうか。